RSU (Restricted Stock Units)とアメリカの賞与

今回はRSUというアメリカでの賞与のおはなし。

アメリカでは、RSU(制限付き株)というものを所謂ストック・オプションとは違ったものとして、社員に与えている企業があります。

この大きな違いは、こんな感じ。
• ストックオプションは株をある一定価格で購入する権利であって、株を購入しない限り利益も不利益も被らない。
• RSUは、一定の株自体を数年に分けてもらう権利で、実際にキャッシュバリューがある。

このようにストック・オプションは株の価値が上がったら、実際にその株を買って、それを売って、現金を手にできます。
その反面、RSUは実際の株がもらえるので、数回に分けてもらえる株自体はすぐに売ることが出来ます。

これだけ見るとRSUのほうがよさげに見えますが、RSUは賞与に含まれてることが多いので、年収にも反映されます。
なので、仮に会社の株が30%落ち込むと自分のRSU分の年収が額面から30%おちることになります。

僕の場合は4年に分けてもらっています。
1年目に少し、2年目は少しを年に2回、3,4年目は少しを4半期ごと(年4回)にもらって、4年で100%すべてがもらえるようになります。ここでわかるとおり、会社を首にならないで4年間勤めることができたら全部上げるという形です。

1年目、2年目はこのように賞与が低くなってしますので、それをカバーするために、1.2年目だけうちの会社はサイニングボーナス(現金支給)というのがあって、入社時と2年目を迎えたときの2回、ある程度のボーナスが貰えます。

こうすると社員は4年間は辞められない。。。
最初は少ないけど、だんだん貰える額が上がっていって、3,4年目はウハウハ。
年間で数万ドル違うようになるので、なるべくRSUが全部もらえるまで頑張って首にならないように勤めないとってかんじです。

流動性の高いアメリカの雇用情勢で、このような賞与システムを「黄金の手錠」と呼ばれていてちょっとかっこいい笑。
どこにも行かないようにお金でつなぎ止めておいて、それなりのパフォーマンスを出すように仕向けるというはある意味、アメリカらしいやり方。

本当は税金のかかり方とか、海外での受取り方とかもっと色々複雑だとおもうけど、僕の分かる範囲で。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *